中身を全部出す


全てが苔にまみれてしまったので、とにかく中身を出しまくります。
水草も苔まみれなので丁寧に洗い流し、どうしても取れないものは葉や茎ごと切り落とします。
苔だらけのレイアウト素材
レイアウト素材を全部出してキレイに洗います。
2年前にもやりましたが、ヒゲ苔に熱湯かけて歯ブラシでゴシゴシ擦り木酢酢も大量にかけて根絶やしに。
ちょっとでも残るとまた同じことの繰り返しになりますからここは念入りに。


底床
底床も総取っ替えです。ADAのなんとかサンドってやつですが、かれこれ7、8年使っています。


プロホースでガシガシやると泥水が上がってくるので、きっとコレも環境を悪くしている一因だと思われます。
いっそのこと底床全面ソイルにしようと思ったのですが、いろいろ買い足さないとだし、後々のことを考えやっぱりまた砂にしました。


ただ、有茎草も植えたいので100均で購入したタッパーにソイルを入れて対応します。
ちなみに今まではADAの陶器にソイルを入れて水槽に沈めてました↓


底が浅く上手く植えられなかったり、ソイルが器からもれて砂と混ざったりしてしまったので今回は深さのあるタッパーに交換です。


砂は新品なので水でよーく洗います。
ネイチャーアクアリウムに興味の無い人が見たら
『砂を洗うの?』
と、疑問に思われるでしょう!
不思議ですよねー!?
洗いながら自分でも
って、一瞬思っちゃいました。
一応、砂に混ざっている小さなゴミを洗い流すという目的はあるんです。粒子の細かすぎる砂も、水の濁りの原因になるので一緒に流しちゃいます。
全てはキレイな見た目のためです。


洗った後は乾かしてから水槽内に入れるという方もいらっしゃいますが、今日はそんな悠長にやっている暇はないので、とっとと流しこみます。
生体も出すべきです
本来であれば、生体も全て出して清掃すべきです。
人間が水槽に手を入れてビチャビチャやっていれば、それだけで生体にとってはストレスになります。それを避けるため生体を別の水槽に移すわけです。
ただし、生体の移動には細心の注意を払わなければなりません。
生体は急激な環境の変化を嫌います。水質や水温が急に変わると最悪死んじゃいます。なので生体を移す時はその生体がいた水槽の水を使い、水温の変化にも気を付けながら行う必要があります。
な〜んていうのは、ネイチャーアクアリウムを始めるときに散々勉強し気をつけてきたことです。10年も経つとそんな当たり前のことさえ忘れちゃうんですね…
写真を見て下さい↓


魚そのまんまです…
魚にとってはいい迷惑でしかありません。
もう一つおまけで言うと、前に使っていたソイルまみれのなんちゃらサンドも薄ら残っちゃってます。
『いい加減な性格』と言ってしまえばそれまでですが、ネイチャーアクアリウムを趣味とする人はこんなんじゃダメです。マメな人向きの趣味です。
結局、こういう大事なことを忘れているフリをして
などとほざいているうちは何にも上達しないんですよね。